煌夜祭

意味もなくネットラジオの放送用ソフトを入れてみる。
割と犯罪っぽい使い方になりがちな気もするが、ｎｙよりはマシだろうと勝手に解釈。なお、今後使う予定はございません。
　

煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア)

第2回C★NOVELS大賞作。
年に１度の煌夜祭。人が集まるはずもない廃城跡で、二人の語り部が織り成す魔物の物語。
知られざる人食いの習癖。
大いくさの勲と虐殺の記憶。
打ち捨てられた高貴。
秘められた決意。
そして夜は更けてゆく。
　
連作中篇集の形式で語られる人々の運命が戦史とおとぎ話の中間的な雰囲気になっていて、ハイペリオンは放り出した俺でもスッと読みやすく仕上がってます。
ちょっと叙述トリックで混乱しますが、俺の頭でも何とかなる程度なんで大丈夫ｗ
大賞というだけあって、誰にでもお勧めできる本になってるかと。