彩雲国物語 緑風は刃のごとく

冗官編その2。
重いぜ重いぜ重くてしぬぜー! っていうほど重いばっかじゃないが、秀麗の甘さが官吏にとって命取りになりかねないことをハッキリ書いたのはすごく良かった。そこは全く同意だし、秀麗が痛い目見るのはある意味痛快w
でもそこからズブズブと暗黒の権力闘争になるようだと読む気しなくなるだろうなー。まあ秀麗が非情の女になる心配はしてないが。理想を抱えながら溺れ死なないようにバタバタもがく女の子ってかわいいよね。
3冊後あたりで秀麗たちに粉砕されそうな輩も出てきて、新章に向けて波乱万丈な滑り出し。期待して待つ。