F1見てきた。
いっぺん鈴鹿に行ってみたかったのだ。最後の鈴鹿開催ということで丁度いい機会なんで思い切ってみた。同僚2人と一緒に2泊3日。一人はミハイル・シューマッハのファン、もう一人はミハイル・シューマッハのアンチ。俺はドライバーのファンというより鈴鹿サーキットに憧れてるだけなんで誰が勝ってもいい。スーパーアグリ応援するかなー、程度。
予選日、本選日ともに、名古屋に宿をとって近鉄鈴鹿まで通う方式。鈴鹿近辺の宿はどこも満杯なんで仕方ないんだが、これがえらい疲れる。例年より観客が多かったみたいで、駅も会場も人多杉。白子駅で1時間バス待ち、サーキット入場後に通路で立ち往生、コースが見える席はほぼ全部場所取られてて、帰りのバスは90分待ち。そして行きも帰りもスーパーアグリのキャンギャルコスしたおねえちゃんたちが波状攻撃してくる。こんなに疲れたのはコミケ以来かも。
 
7日。予選開始直前に130Rとシケインの中間点で人垣の後ろから立ち見。コーナリングが見えない中途半端な場所だけど、本物のF1マシンが目の前を走っていくだけで大興奮! しかし山本左近が1周しないうちに事故ってた(´・ω・`) フェラーリのマッサがポールをとって、トヨタとホンダもまずまずの成果。全員満足して名古屋へ帰還。
 
8日。8時過ぎに宿を出て、サーキットに到着したのが12時前。座って見てられる場所なんぞほとんど空いてなかったが、前日の轍を踏むのは避けたいところ。スプーンカーブの手前あたりに何とか場所を確保して、セレモニーを眺めつつ待つ。
ドライバーたちがクラシックカーに乗ってコースを回るパレードもなかなか良かったが、ターボ全盛期に圧倒的な強さを見せたマシン、マクラーレンホンダのMP4が出てきたのが嬉しかった。俺の中でF1といえばまずアレとセナ。思いっきりミーハーです。
 
本物のF1を直で見た感想は、「人間の乗るものじゃねえ」
マーシャルカーもけっこう頑張って走ってたのに、F1マシンとは全く比べ物にならない。コーナリングはレールでも敷いてあるんじゃないかってくらい不自然に曲がる。ロケットでも積んでんじゃないかってくらい加速が速い。そしてエンジン音と排気音の凄まじさは筆舌に尽くしがたい。ヘアピン〜スプーン間の連絡通路は恐らく鈴鹿で一番コースと観客の距離が狭いポイントだと思う(ネットとフェンスがあるので走ってるところは見えない)。レース中にそこを通ると、マジで鼓膜が破れそうな感覚に陥る。
レースのほうはミハイルのマシントラブルでアロンソが1位。同僚二人は悲喜こもごも。俺はと言えば、左近が目の前でスピンかましてくれた ('A`)ものの、スーパーアグリの2人が完走できたので充分満足。土産物を買い込み、23時に名古屋へ帰還。

9日。名古屋から6時間で東京に帰還。ipodFMトランスミッターをレンタカーに持ち込んだらすこぶる快調。単に俺のエリーゼのアンテナが貧弱なだけみたい。ipodの中身に電波系萌えソンが混じってて軽く引かれる(゚∀゚)アヒャ
 
おおむね満足な旅行だった。
もし来年FISCOのF1を見に行くなら、絶対に指定席を取りたい。もう自由席は懲りた。