辺境の老騎士 1

辺境の老騎士 1

若かりし頃は武勇で鳴らした騎士が年老いて役目を勤め上げ家督を譲り終えた後、同じく年老いた愛馬と共に旅に出た。
城と領地と戦場を離れ、見知らぬ土地を渡り、老騎士は様々な人と出会い、旨いものに舌鼓を打ち、酒を楽しみ、旅を続ける。
人がその騎士の道行を語る時、徳高き武人の波乱万丈な冒険行となる。


そんな炉辺で老婆が孫に聞かせるにふさわしいおとぎ話がウェブ小説の書籍化という形で現れた。
玉石混淆極まりないウェブ小説が数あるなか、きらりと光る珠玉の一冊。