オーストリア空軍のドラケンが退役してタイフーンに替わるそうで。
エリパチファンには言わずと知れたフライング座布団も、ついに全機現役引退。米軍機しか知らない俺の眼にすら美しく映った流麗なラインも、高速道路のトンネルに隠しておいて秘密基地から発進するギミックてんこもりな所も、列強と張り合うために造られた生まれながらの痩せ我慢体質な所も、もうニュースになることはないんだなー。ちょっとさびしい。
 
そんなこと言ってる割には、似たようなポジションのビゲンはあんまり好きじゃなかったり。
 

電蜂 DENPACHI (富士見ファンタジア文庫)

電蜂 DENPACHI (富士見ファンタジア文庫)

リアルワールドでプレイするネットゲーム。そのプレイヤー数人のログとED。
正直言って、ルールの練りこみが足りない。いらんとこでinnovateが超越的過ぎても醒める。ホラーにもなってない。
見せ方も効果的じゃない。PC死亡イベントを漫然と中盤にもってきてどうする。
説明も舌っ足らず。何ができて何ができないのか、説明が全部泥縄。何て打ち込んだかくらい書きなさい。
この本がクソゲー扱いされても文句は言えない。
ただ、よく見る形のシチュエーションを独自の形でモノにしているのは高く評価されていいと思う。
脳内補正(特に後半部)が上手くできれば、かなり面白い本になるでしょう。少なくとも俺は次作も買う。その次はまだわかんないけど。