ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)

西太平洋に忽然と現れた超空間ゲートの向こう側に存在する魔法の王国、ファルバーニ。価値観の全く異なる世界が交差する文化のるつぼ、サンテレサ市。
王国準騎士ティラナと市警巡査部長ケイは不法に拉致された妖精を奪回するためコンビを組んで捜査にあたるが、お互いのやることなすこと全てが気に障る──
 
魔法アリのマイアミ・バイス
ストーリーも雰囲気も、ほんとにアメリカの刑事ドラマみたい。魔法ならではの仕掛けもあり、ハードボイルド(とはちょっと違うか?)としても少々軽めながら読み応え充分。賀東招二ファンのみならず刑事ものや犯罪小説好きにもお勧め。
続きを絶対買うんで頑張って下さい竹書房さん。
続刊の題名はぜひあとがきのサブタイでw