同期と飲み会。
 

異世界間戦争、美少女守護者降臨、主人公争奪戦。
谷川流の本は、必ず「人の話を聞かない」キャラがいる。ハルヒ、宮野、絶望系の面々などなど。この本でも唯我独尊属性の方々が遺憾なく己が本分を発揮していて、そろそろ許容範囲を超えちゃうぞー。《妖精》綾羽はまだしも、姉の津波はどうにもこうにも。Mっ気が薄い俺には萌えようがない。
話のほうは、有って無いようなものというか、オチてないというか。
短編の雑誌連載やってるらしいが、本編がこれ1冊で終わるとしたら、とてもじゃないが高い評価はつけられない。ツンデレと自爆幼女に萌えたい人は買ってもいいかも、程度か。