シリーズ開始から最後までリアルタイムで追いかけた漫画・ラノベ
思い返せば買った冊数だけは大したもんだ。社会人になって小金を持ち始めてからは毎月必ず万単位で本買ってるもんなあ。ほとんど漫画とラノベと雑誌だけど。
全部は無理。数えきれないし新刊の条件と合ってるかどうか判断不能
一番最初は……なんだっけ。1巻から新刊で買ってるとなると、かなり限定されるな。学生時代は古本と立ち読みが多かったし。あの頃の俺は、どんな小説も立ち読みで読破するメーワクな客だった。
漫画はたぶん帯をギュッとね!だと思う。当時のサンデーは日本で一番面白い雑誌だった。
ラノベロードス島戦記かな。新とか伝説とかもカウントに入るとしたらダメっぽいが。
調べてみたら、ヴァレリア・ファイル2122年のほうが先だった。谷甲州とのファーストコンタクト。初めてバイト代をもらった日にヴァレリア1巻を表紙で買ったのが運のつき、航空宇宙軍史から覇者の戦塵、ノワールっぽいのから山岳小説のほうまで、著作の大半を揃えてしまった。
谷甲州の本は、どれもこれも話が迂遠で会話のテンポが悪くて泥臭い。「間が悪い」という形容がこれほど似合う作家はそういない。でも、谷甲州が持つ力強さと緻密さは美文調の本からは得られない。初めて自分で稼いで買った本が谷甲州だったというのは、とてつもなく幸運だったと今にして思う。