マリア様がみてる―大きな扉 小さな鍵 ＆ 学校の階段3

新刊は自分的ネタバレ自粛期間を設けてるうちに書くタイミングを失いがち。
　

マリア様がみてる 25 大きな扉 小さな鍵 (コバルト文庫)

瞳子の事情というのが明かされて、かなりガッカリ。元から瞳子に肩入れしてた読者としては、もうちょっとマトモな理由であって欲しかったなー。祥子さま、今回ばかりは良く言った。
軽井沢で祐巳に完敗したお嬢様方が裏で陰湿な仕返しを画策してて、瞳子がそれを祐巳に気付かせないように奔走してた、とかだったら良かったのに。これじゃ瞳子いいとこなしですがな。
反対に、祐巳の完璧超人への進化がついに始まったところなので、祐巳のスーパーセーブに期待しよう。
　

学校の階段3 (ファミ通文庫)

今回は天ヶ崎先輩のお話。
今回はレースへの持ってきかたが無理矢理っぱいなあ。しかし一端レースが始まるとやっぱり面白い。物腰に似合わず豪快な降り方する天ヶ崎先輩萌え。
１巻ではいらん子にしか見えんかったキャラ達も積極的に動き始めて、次が楽しみ。特に、勝率をパーセンテージで予測しちゃうデータ野郎の三枝があからさまに引きになってて期待大。次も買う。
要望としては、巻頭の校舎配置図、見開きカラーのとこで立体的に書いてほしいなー。