永い後日談のネクロニカ

あまりにもパンクするので、チューブラーのホイールを処分することを決定。同期の一人がトライアスロンやってて俺よりよほど本格的に乗っているので、安く譲ることにする。たぶん体重軽ければ問題ないだろうし。
で、FastForwardのクリンチャーディープリムを海外通販で新たにポチった。安くて頑丈でかっこよく、パンク修理がラクチンになる。こんなうまい話があるだろうか。
手組みホイールの方が安くて頑丈? アーアーキコエナーイ(ry


永い後日談のネクロニカ

永い後日談のネクロニカ

永い後日談のネクロニカ・リプレイ 『お茶会をもう一度』

永い後日談のネクロニカ・リプレイ 『お茶会をもう一度』

「これは十面の歪んだ運命と、死人使いの嗤う中で、死せる少女となり悪意の世界に立ち向かうRPGだ。」(本書裏表紙より)
人類が破滅した後の世界で目覚めさせられた人形少女、それが貴方。
訳も分からず狂気と暴力に晒され、造物主の用意した舞台で腸をぶちまけ、同じ境遇の少女たちと絶望を分かち合う。そんなおぞましくも美しい物語を紡ぐのが、この「永い後日談のネクロニカ」。
R-15。ルールブックの表紙の半分以上、サムネの少女の白い肌より下の部分を覆う巨大なオビが異様な雰囲気を醸し出している。と言っても絵だけではそこまでゴアなわけじゃない。キャラを形作る背景、五体に詰め込む部品、狂気を操る手法、シナリオを作るための指針、それらを読み込んでいくほどにゴシックでグロテスクな世界に取り込まれていく。それが楽しいのだ。ホラー映画だってゾンビが襲ってくる場面だけじゃギャグにしかならない。
アイデンティティの崩壊に直面した少女が救いを求めて足掻く様を眺めて悦に入る箱庭の主。そのあり方に嫌悪以外の感情を持てる人には、この本は絶好の素材になるだろう。