Robotics:notes

ロボティクスノーツ、実績全解除。
助手のツイぽは解除しただけで全然見てないがダルのはちょっと見られた。リア充爆発しろ。
はっきり言って、凡作。シュタゲ関連のところでニヤリとできるのと、フラウたちがちょっとクスッとしちゃうかわいさなのが良かった。それ以外のところはかなりつらい。
以下ネタバレ。










・ツイぽシステムがめんどくさすぎる。シュタゲみたいにメール着信が来るわけじゃないので、シーンが変わるたびにポケコンを開きに行かなくちゃならず、場面によっては開けるとも限らない。シーン内で更新されてることもあるのに、シーンが変わる前の確認が出来ないこともたびたび。
居ル夫。のほうも、ARタグはズームしないと見つからないことが多く、いちいち画面全体をなめる必要がある。シナリオが替わるとチェック済みのタグが未確認に戻ってて、再度チェックしなきゃならんと思うとウンザリさせられる。やりこみ要素として宝探しゲームさせたいなら、そういうとこでウザがらせちゃいかんでしょ。
モノポールが世界をひっくり返しかねない大発見だと分かっていながら、話の本筋にこれっぽっちも絡まないのはどういうことか。単なるパワーアップアイテム以上の使い方になってないのが残念すぎる。
あとモノポールって電子顕微鏡レベルの大きさと想定されてるんじゃなかったっけ? よく知らんけど。
・ロケットの本職の協力を得てるってのに、ロケットの扱いが雑なのはいただけない。打ち上げ数日前に分隊レベルの戦力でハイジャックとか在り得ないでしょ常考。だったら自衛隊じゃなくたって、ドクんとこで大出力のレーザー発振機作って長時間照射するとか、重機で突っ込んで燃料と電源を絶つとか、やりようはいくらでもある。
・カイのヒネ方はまあ納得しうる範囲としよう。だがヒロインのアキちゃん、テメーはダメだ。自分の感情的な願望が最優先で、それにそぐわないものを何もかも却下するその姿は見ててイライラさせられっぱなしだった。いくら美少女とはいえ、これは我々の業界でも拷問です。
・伏線ぽいセリフが後の展開に全然影響してなかったり、唐突な展開が多すぎじゃね? イレイさんの遺言は結局伝えられてないし、フラウの時は2回発動しただけで2日ダウンしたチート能力も結局連発可能だったし。澤田や教頭やゲジ姉の態度が豹変するあたりは説明不足もはなはだしい。集団幻覚の発生原理は敵の機密だから分からなくても仕方ない、というのは第三者視点を導入してるシステムでは言い訳にならないし、その使われ方もネット上で騒ぎを起こすのと主人公を追い込む以外の役に立ってないのがモヤモヤする。
・ムービーを決定ボタンで飛ばせるようにするのはやめてくれ。全員オートでテキスト送ってるわけじゃないんだぞ。EDムービーを飛ばされた俺は深い悲しみに包まれた。


結局、「高校生の手作りロボが活躍する舞台を作るにはどんなご都合条件が必要か」という思考実験を物語風にしてみた以上のものではなかったように感じる。科学ADVとしても青春AVDとしてもイマイチ。素人にはお勧めできない。ダルと助手のために2周目にとりかかる俺のようなシュタゲファンなら中古で買うといんじゃね?