フリーランチの時代

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

「僕たちの幼年期の終りがやってきた!」
SF作家は誰でもたいがい一回はやってますってw


何を書いても男女の愛憎劇になってしまう文学には人類の変革など出来ないのだ! と意気込んで人類の変革を書いてみても、自分を革新できない人間に変革の材料を与えたところでヒキコモリにしかならんという実も蓋も無い結論になりがちです。
その点、小川一水の「幼年期の終わり」は超安心! この本読んだら「こんな俺でも何か出来るかもしれない」と思わせてくれる素晴らしい話がいっぱい詰まってます。
ニートの就労支援に必要なのは、しょーもないカウンセリングではない。この本だ!